飛行場放浪記

飛行場が大好きなおっさんがなにか書いてます。たいてい何か食べたり吞んだりしてます。

日本初の水陸両用機遊覧飛行会社にカンパニーラジオの無線局免許交付!

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 2016年2月22日に総務省の無線局等情報検索が更新され、航空局では広島県尾道市に拠点を置く「せとうちSEAPLANES」に新たに無線局の免許が交付されたことが確認できました。周波数は129.425MHzで、免許されたのは拠点に固定する無線局と、可搬できる無線局の2局です。同社のホームページによれば、4月から運航を開始するとのことで、航空機局のほうにも2機にすでに免許が交付されています。

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 同社のホームページには機体の写真が掲載されています。水陸両用だけに大きなフロートが特徴的。主翼が機体上部にあるのは遊覧飛行に向いていますが、このフロートがどれだけ視界をさえぎるかがちょっと気がかり。とはいえ、一般人が水上での離着陸体験ができるのは日本ではここだけ。運航が開始されたらぜひ乗りに行ってみたいところです。

 この水陸両用機、離水のための滑走距離が530mだそうで、ちょっとした湖などでも運航することができそう。同社の資料には

日本全国においてデモフライト、招待飛行を実施し、水陸両用機就航の適地を探し、
遊覧飛行、旅客運送を実施する (大阪湾、東京湾、宮島、直島、霞ヶ浦、山田湾、松江、

 という記述もあるので、事業の展開次第では尾道以外でもいろいろなところで見られるようになるのかもしれません。