飛行場放浪記

飛行場が大好きなおっさんがなにか書いてます

CH-47Jの撮影し放題だった熊谷基地さくら祭

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 例年、航空祭シーズンの幕開けといえば、埼玉県熊谷市にある航空自衛隊熊谷基地のさくら祭。他の航空祭が行われるような基地とはちがって、熊谷基地には滑走路はなく、敷地内のグランドにヘリコプターが着陸して地上展示、いくつかの航空機が航過飛行を行うという内容。ブルーインパルスが来たり来なかったり。

 なにより、基地内の桜が見事。およそ900本あり、ソメイヨシノシダレザクラ、ヤエザクラにくわえて、熊谷桜という品種もあるんだそうです。熊谷市で熊谷桜とは、とおもったら読みは「くまがいさくら」だそう。一ノ谷の合戦での熊谷直美にちなんで名付けられたらしく、熊谷市とはあまり関係なさそうです。

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 正門から入って、メイン会場方向に歩いて行くとこんな感じでどっちを向いても見事な桜並木。晴れていれば青空とのコントラストが見事だったんでしょうけど、曇りの時に見る桜もまたいいものです。

 埼玉県内でも有数の花見スポットだそうで、航空マニアなどよりは普通の人たちが多く来ているという印象。航空祭では禁止を明記しているところも多い飲酒をしながら花見をしている来場者もチラホラみられました。

 2016年のさくら祭は、CH-47Jの地上展示と、F-15の航過飛行が13時45分から10分間と、航空機関係は2つのみ。グライダーの展示飛行が予定されていたらしいのですが中止となり、地上展示のみとなっていました。ブルーインパルスの展示飛行はなく、ちょっとさみしい内容です。

 オフィシャルに発表された開催時間は9時から。プログラムには9時半ぐらいにCH-47Jの地上展示が始まると書かれてました。着陸を見ると5時間もなにも飛ばない時間ができることに。こんなプログラムなので午前中はガラガラ。昼頃から来る人や、着陸を見ていったん基地から出てF-15の時間に合わせて戻ってくるという人もいたようです。

 CH-47Jは9時ごろにはランディング。同20分ごろから周囲を開放しての地上展示がスタートしました。することもないので地上展示を桜とからめてじっくり撮りました。早い時間帯なら人もいないのでまわりにあまり気を遣わずにすむのがいいですね。

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  地上展示開始直後。まわりの人はこんなもんでした。普通に規制線前まで行って撮ると桜との絡みがハデになりません。

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  前ボケに桜をあしらってハデさをアップ。どうやっても来場者が入ってしまいますが、それはそれでいいと思ってます。来場者がいてこそのイベントなんですから。

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  とはいえ、人を排したかたちでちょっと寄り。でももはやCH-47Jにピントは合ってません。この角度から見ると可愛げがあっていいですね。

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  さらにぼかして、前ボケにつかっていた桜にピントを。もはやCH-47Jなのかなんなのかわからないし、CH-47Jが必要なのかどうかも微妙です。でもいいのです、さくら祭なんですから。

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  ついには航空機とは関係なく、ただ桜の写真を撮り始める始末。でもいいんです、さくら祭なんですから。

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 CH-47Jが着陸するとき、猛烈なダウンウォッシュで桜の花びらがものすごい勢いで散っていました。いわば桜の猛吹雪。一番近いところで50mちょっとの距離。そんなところでCH-47Jのダウンウォッシュと桜吹雪を体験できただけでも、ここに来た価値はあったかなと思います。